不自然淘汰 ゲノム編集がもたらす未来 netflix

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netflixのドキュメンタリー強すぎ

イカロス,FYRE,ジョシュアとか...

もうnetflixだけで趣味が完結してしまいそう...

 

ゲノム編集,デザイナーベイビー,バイオハッカーなどのトピックです.

ゲノム編集について,賛成派(バイオハッカー)と反対派(地域住民,政府,活動家)両者の主張を同じくらい盛り込んであり,またその主張もどちらも支持できる内容で,見た人にしっかりと塾考を促してくれる構成でした.

 

ゲノム編集について,まだまだ先の話で,動物実験くらいの話だと思っていたけれど,もうすでにHIVウィルスに耐性がある双子が誕生しているし,まさにGattacaの世界目前らしいです.

 

また光と闇の両方にメスを入れていて,光の面では,遺伝疾患で視力のほとんどない子供が,ゲノム編集をする投薬をすることで,劇的に視力を取り戻し.

(わかりやすい例すぎるし,子供が宇宙飛行士になりたがっているのがGattacaすぎて...)

また,闇の面では,個人が開発した,効果のわからないHIV治療薬を販売しだしたり

(そしてこいつは死ぬ)

 

人間に対する遺伝子操作に関しては,人によって良し悪しが別れるラインが決まっていて,それは「治療」と「増強」どちらまでが正しいのか,

つまり,遺伝性の疾患がある人を治療するのは正しいとして(さすがにこれに文句がある人はいないはず...),それ以上の知的能力,身体能力の拡張を許すかどうかが重要になってきます.

 

自分は,増強には反対です,人類全員が同時にコーカソイド的身体を手に入れらるわけではないので,そこで遺伝子差別が生まれるはずです.また,全員が優れた遺伝子を手に入れてしまったら,人間関係に複雑さがなくなってしまって,恋愛が味気ないものへと変わってしまうと思います.

 

ただ治療目的の遺伝子研究は盛んに進めて欲しいです.以上.